輪島漆器商工業協同組合加盟店
お箸と共に生きる日本人。食事に使うだけではなく、長寿や厄除けの願いを込めてみたり、使ったお箸に感謝して供養したりします。この他、赤ちゃんに使うお箸初めから人生最後の末期の水まで、お箸はいつもそばにあります。
輪島塗のお箸は丁寧に扱えば長く使えますが、基本的に一年に一度、「新年」に新しくする(古いものは箸供養と言ってお箸に感謝して神社で燃やす)昔の神事に合わせて作られているので、一日2回必ず使用して毎日一年間(365日×2=730回使用する/730回食用洗剤で洗う)使うとボロボロになります(塗装に使われる「漆」は「木の樹液」の為)。御理解、御了承の程、宜しくお願い申し上げます。
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約千年前(奈良期〜平安期)に能登半島の文化は、大陸人の渡来によって開かれたとされ、輪島漆器の起源もその頃と思われます。室町朝(約六百年前)に至って、紀州根来寺から伝えられた漆工技術を導入し、輪島独特の塗り方を創始して以来、技術内容も充実して今日のような「堅牢で使い込むほどに味わいの深まる輪島漆器」と称されるようになりました。
丹念な幾工程にも及ぶ手作業に加え、加飾の沈金・蒔絵技術の導入は、今日の輪島塗りの地位をさらに確実なものに育ててきたと申せましょう。このような歴史と伝統を背景にして磨かれた「輪島塗りの箸」は堅牢性という実用と、洗練された美を備えた比類のないくらしの道具として、今日広く愛用されております。
「有限会社天野屋」は、創業以来半世紀、箸づくり一筋に励んで参りました。是非この機会に「有限会社天野屋」の箸をお手にとり、お確かめ下さいませ。恵み豊かな奥能登に息づく伝統の技が日本の味を確かな形で皆様に、お伝えすることを、お約束致します。
※なお、当社で使用される漆は当社独自で色合わせが行われています。
漆のゴミを濾し取る作業など、すべて当社の職人さんによって行われており、漆の色合わせの配合はオリジナルのものです。「色合わせ・漆を濾す作業」は丸一日かけて行われ、さらに漆の乾き具合を確認するためにガラス板の上に塗って一晩置いて観察します。OKが出ると、初めて「中塗り・上塗り」に使用されます。
当社の製品は、絵柄もオリジナルですが、漆の色自体でも当社のお箸かどうかが判断できます。
無料です